橘花
2021シュトーレンの会。
ご近所のシュトレン仲間と勝手にひっそりと行っております。
「 ドイツ菓子 橘花 」
ドイツで修行された菓子職人さんのお店。
これは本場の本当のお味が楽しめるに違いないっ!!
ドイツに行った事すら、ドイツ職人さんの作るシュトレンを食べた事もないワタシ。
橘花さんならその味を体験できるだろうと期待して予約させて頂きました♪
本場のシュトレンはスパイスが強いというわけではなく、香り高い物なんだとか。
日本の「スパイス好きな方に・・・」の様な強烈なインパクトのスパイス使いではないんですって。
全体を通して香り高い。
でも印象が薄いわけではない。
橘花さんのシュトレンも言葉のようなものでした。
全体を通して優しい風味です。
でも香りが広がるんです。
カルダモンの爽やかさが一番広がっていたと思うんですけれど、だからってカルダモンが主張されている訳ではない。
程よくバランスを取りながらスパイス個々が主張し、そしてまとまっている。
生地は若干柔らかめ。
なんでも今もなお試行錯誤中のシュトレン。
この日は「少しパンっぽくなってしまいました。」と仰っていました。
一年に一度この時期だけ作るシュトレン。
毎年毎年試行錯誤しながら、自分の納得のいくシュトレンを生み出そうと励んでいらっしゃるんですって。
なかなか難しいと仰っていましたが、人柄が出ているとでもいうのか優しさと温かみのあるシュトレンでした。
来年の橘花さんのシュトレン。
迷わずまた買いに行こうかと思います。
今年の味を覚えておいて、来年バージョンアップした物を頂きに♪
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